自信を持たせてくれる洋服で、より充実した毎日を

中学生の時にoverEと出会い、ご自身でも下着ブランドの立ち上げに挑戦したT・Mさん。胸が大きな女性の悩みを解消するために奮闘した経験や、今回のコラボアイテムを試着した感想などについてお話を伺いました。

プロフィール
T・Mさん／大学生
2017年12月に開催したoverE女子会に中学生で参加。翌年には胸が大きな女性のためのオリジナルランジェリーの開発に挑戦。現在は、慶応大学法学部（通信制）で学ぶ大学生。

overEとの出会いをきっかけに挑戦したブランド立ち上げ

—2017年に開催したoverE女子会でお会いした時は、中学生でしたよね。当時はどんな想いで参加してくださったのですか？

TwitterでoverEのことを知り、いつか自分もoverEのようなブランドを立ち上げたいという想いが強く、居ても立っても居られず名古屋から参加しました。当時は胸が大きな女性向けの下着やアパレルブランドはほとんどなかったので、同じ悩みを抱える他の参加者の皆さんと交流することができて、非常に有意義な時間でした。

—その後、ご自身で胸が大きな女性のための下着を作るために行動されたんですよね。

胸が大きいことをコンプレックスとして捉えるのではなく、自分の生まれ持った体型を生かして「もっと可愛いデザインの下着を作れないか」と考え、胸が大きな女性のためのランジェリーを作ることを思い立ち、行動に移しました。

右も左もわからない私の話を親身になって聞いて応援してくださったり、協力してくださったりした方たちのおかげで、サンプル製作をしてくれる工場はすぐに見つかったのですが、実際に取り組んでみると自分が作りたいものを形にすることの難しさを痛感しました。

どのようにパターンを引いたりデザインを起こしたりすれば良いのかわからず、結局4回くらいサンプルを作り直したのですが、なかなか思い通りの仕上がりにならず…。ノンワイヤーブラでも小ロット生産だと原価があがってしまい、デザインや資材にこだわるとさらに高くなってしまうこともあり、量産の目途が立たずにプロジェクトを断念せざるを得ませんでした。

—それでも、10代でブランドを立ち上げようと取り組んだ行動力は凄いですよね。

いまとなっては色々な反省がありますが、学生時代に夢に向かってチャレンジしたことで学びも多くありました。ランジェリーブランドの立ち上げは断念しましたが、現在は慶応大学法学部の通信制で学びながら、スタートアップ企業のインターンとして、オンラインカウンセリングの新規事業の立ち上げに携わっています。

当事者には嬉しい工夫がつまったシャツ・ジャケット

—これまで胸が大きいことで困ったエピソードがあれば教えてください。

結婚式場でアルバイトをしていたのですが、自分に合うサイズの制服がなく、仕方なく少し小さめのジャケットを着て仕事をしていました。動き回ることが多いのでとても窮屈で、ボタンが外れてしまうのではないかと常に心配でした。他にもあげればキリがないくらい、胸が大きいことで困った経験はたくさんあります。

—今回コナカとoverEがコラボしたシャツやジャケットを着てみていかがでしたか？

胸が大きな女性がジャケットを選ぶ際は、胸に合わせるかウエストに合わせるかで選ぶサイズが大きく変わってしまいます。胸に合わせてサイズを選ぶとウエスト回りも大きくなってしまい太って見えやすいのですが、そうならないように工夫されているのが嬉しいポイントです。

また胸が大きいと首元が詰まって見えるので、レギュラーシャツだけではなく、スキッパーシャツがあるのもありがたいですし、シャツの隠しボタンがスナップボタンになっているので、留めるのがすごく楽ですね。前だけでなく後ろから見た時のシルエットがとても綺麗なのも気に入っています。

通信制の大学なので入学式でシャツやジャケットを着る機会はありませんでしたが、就職活動の時はこれを着て面接に臨みたいと思います。

自分の見た目や印象に対する意識が変わり、生まれた自信

—人知れず胸が大きいことで悩んでいる、同世代の高校生や大学生に向けて伝えたいことはありますか。

実際にoverEのアイテムを着てみると、想像以上にシルエットの綺麗さに感動すると思うので、ぜひ一度全国のコナカ/フタタ・SUITS SELECTで試着してみて欲しいです。

最近はあえてバストを小さく見せる下着や洋服もありますが、私は無理に隠さなくても良いと考えています。むしろ体のラインが美しく見えて、魅力を引き立ててくれる洋服を身に纏うことで、自分の見た目や印象に対する意識が変わり、自信が生まれました。自分に合った洋服に出会うことで、毎日の学生生活がさらに充実したものになると思います。